資格取得のアレコレ

介護福祉士は実技試験が一番の難関

介護福祉士の筆記試験はそこまで難しくはありません。ですが毎年多くの受験者が不合格となっています。その最大の理由こそが実技試験の難しさにあります。

まずはどういった試験内容が出題されるのか見てみましょう。平成27年行われた第27回の実技試験は次の通りです。

青木かおるさん(93歳)は、下肢筋力が低下して杖を使用しています。
立ち上がりと歩行に一部介助が必要です。
今、本人は居間で横になっています。

青木さんは「窓の近くにある植木に水をやりたい」と言っています。
青木さんが窓の近くまで移動して、いすに座るまでの介護をしてください。

青木さんは右利きです。
青木さんの返事は、「はい」または、うなずくだけです。

第27回介護福祉士 実技試験

そして話題となった第26回の実技試験はこちら。

遠藤ミツさん(80歳)は、2ヶ月前に視力を失い、生活全般に一部介助を必要としています。遠藤さんは、食事に行く準備を整え、身だしなみを気にしています。

居室のいすに座っている遠藤さんを食堂まで歩行介助してください。
そして、遠藤さんが食卓について、スプーンを持つまでの介助をしてください。
本日の献立は、カレーライスです。

遠藤さんの返事は、「はい」または、うなずくだけです。

(モデルは、アイマスクを着用しています。)
(試験時間は5分以内です。)

第26回介護福祉士 実技試験

第27回の実技試験はともかく、第26回の実技試験では過去に例のない全盲の利用者が対象でした。試験会場に足を踏み入れた人は間違いなく唖然としたことでしょう。

このように、どういったシチュエーションの実技試験が出題されるかは、受験当日になってみなと分かりません。ですので、どんな利用者であっても適切な介護・介助が行えるようにしておく必要があります。

詳しい介護福祉士の試験対策講座はこちら

実務者研修を修了すると実技試験が免除に

平成28年1月から行われる第28回介護福祉士試験までは、介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)を持っている人でも、介護技術講習を受けることで実技試験が免除となります。ですが、介護技術講習は2016年を最後に廃止となります。

つまり、平成29年に行われるの第29回介護福祉士試験で、実技試験を免除するには実務者研修を修了する方法しかないということになります。

また同時に、実務経験3年のルートで介護福祉士を取得する場合も、実務者研修を修了しなければそもそも受験資格を得ることができなくなります。

実務者研修の詳しい内容はこちらから

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